春のお彼岸~お供えもの~

春のお彼岸、まだひっぱります(笑)今回は本堂のお供え物を紹介します。ほとけさまを中心としたお飾りやお供え物のことを『お荘厳(しょうごん)』といいます。仏さまにお供えするお花は今回も花屋『北風』さんに伺って購入させていただきました。店長さんといろいろお話ししながら、仏さまのお花を考えます。(店長さん、スタッフのみなさんいつもありがとうございます!!)今回は、ヒバを芯として、アルストロメリア、ソリダコ、スプレーマム、レザーファン、ハランを使用しました。あと、春らしく、桜を入れました。関東や関西、九州など、温かい地域の方は信じられないかもしれませんが、北海道は5月に桜が咲くので、今時期はまだ雪景色。春のお彼岸と言っても、景色は冬です。お参りの方に、少しでも春の気分を味わっていただけたら、と思いほんの気持ちですが桜を使用しました。お菓子は柳月の『春の桜せん』。つまり、せんべえです。箱のパッケージがピンクの桜の絵でなんとも可愛いお供え物。箱ごとお供えしました笑。お菓子、果物、お花。その他、仏さまにはいろいろなものをお供えします。何をお供えするか?というのを考える時間も、法要の楽しみのひとつです。
 納骨堂にも、たくさんのお供え物があがっております。大切な方の好きだったものを思い出しながらスーパーに行かれる方もいらっしゃることでしょう。その時間こそが、自分だけの大切な時間であり、心を豊かにしてくれる瞬間だと思います。
これからも、ひとつひとつ、大事にしていきたいなぁ。